■早起きな我が家とスタッフ

朝早く（６時ごろ）目を覚まし、外に出てみる。朝のビーチを散歩だ。昨日は島の裏側のダイビングセンターあたりにきていたイワシの群れが波打ち際、浅瀬の目の前に来ていた。どうやら島をぐるっと一周しているらしい。ちょっと水に入ると小魚がパッと跳ねる。小さなサメも周りで泳いでいる。かなりの大群で黒い影となっている。ビヤドゥでみたのよりもかなり多かったような気がする。

早くからスタッフがビーチにいて、ゴミ拾いやビーチチェア（１部屋につき２シートあり）のマットを各部屋のベランダから出したりしている。気持ちよいサービスに感動。

■熱と咳が！メディカルセンターへ行くの巻

昨夜熱があったジュンをメディカルセンターに連れて行きたいが英語が不安でうろたえていた。薬関係は腹痛・下痢止め・ケガ関係のものばかりで、まさか南国でカゼはひかないだろうと思いこんでいたため、暑さ対策として熱冷まシートくらいしか持参していなかった。ちょうど運良く中野さんから電話がかかり、事情を話し相談してみると、メディカルセンターに話をしてくれるとのこと、午前中に行くことにした。ほんとうに助かった！言葉が通じるってありがたい…。

メディカルセンターでは 身振り手振りで状況をカタコトの英語で話すと、先生はゆっくりとした英語で説明してくれ、３種類のシロップ（咳止め・のどの腫れ・熱さまし）をくれた。５０ドルという。う〜ん高い。海外旅行保険に入っている、支払はどうしたらいいんだろう…と言うと、「この場では立て替えて払ってください。帰国後診断書と領収書を保険会社に出せばその分戻ってきますから」と先生が教えてくれた。ホッとした。子供連れは何が起こるかわからない。薬はすべて持参、そしていざという時のために保険に入っているのが一番である。

午前中はそんな感じでジュンと私は部屋でのんびりし、オットとアヤヤはプールで泳ぎに行った。なんでもプールサイドで食べたアイスがたまらなくおいしかったらしい。バーアイスなのに、１本５ドル！モルディブではアイスは貴重なのだろう。暑いのでポタポタすぐ溶けてたれてきてしまうのだけど、それをこのモルディブで食すのがサイコ〜！とオットはいっていた。

■これが見たかった〜！魚の大群発見

昨日のスノーケルでがっかりした私はダイビングセンターあたりに群れがいるという情報を思い出し、子守交代後早速ひとりでスノーケルしに行った。桟橋を渡るとスタッフがいて、「おう、スノーケルかい？」と声をかけてきた。「イエ〜ス♪」と言いながら海を上から覗くといるわいるわ！上から見てもこんなである。ここに網を入れれば一網打尽だと思いながらエントリー。早速泳いでみた。

海の中からみても、やっぱりそこは水族館並だった。とにかくいろんな魚が群れをなして泳いでいる。これが見たかったんだ！いるところはいるんだなぁと感動。ビヤドゥでみたアジの群れよりも多めだったような気がするのは気のせいか？とにかくたくさん魚がいる。夢中で泳ぎまくった。桟橋の下、影になっている部分にいる。細長いダツみたいな魚（サヨリ？）やシマハギ、アジ、そのほか名前がわからない魚もとにかくたくさんいた。モルディブに来たかいがあった、とうれしくて仕方がなかった。

■コテージ前もこんなに群れがいたの？！

３０分ほど潜ったあとほくほくで戻り、オットとアヤヤに報告。ひとまずコテージ前でスノーケルするらしい。日中はジュンはＣＤを聞いて踊るほど元気だったが、心配なので涼しい部屋で一緒に待機。１時間以上のスノーケルから戻った二人はコテージ前にシマハギとパウダーブルーサージョンフィッシュの群れがすごいということでビデオ撮影していた。

事前のリサーチでその群れのことは知っていたが、見かけなかったのでいないのかなと思っていた。どうやらポイントを見逃していたらしい。ちゃんとスノーケルポイントをチェックしないといけないのだ。

さっそくビデオを見るとおお、すごい。群れというか固まりというか。サンゴをつついている姿がなんとも恐ろしい。まさに密集しているのだ。サンゴのダメージにショックをうけ、クマノミの姿を探してもみつけられないと思っても、まだまだたくさんモルディブらしさがあるじゃないか！とまたうれしさを感じた。

そんなこんなでロイヤル探索二日目はあっという間に過ぎたのだった。