今は便利になったものだ。ネットを通じていろいろ自由に予約ができる。
まず旅は「個人で航空券や宿泊予約などを手配する」か、または「旅行会社で出しているツアーを選ぶ」か、その選択から始まる。どちらがよいのかいろいろみっちりと調査してみた。

■個人手配のいい点、難しい点

個人手配ではどうなるんだろう？
個人で手配する場合はとても自由が利くし、子供がいる家族だと安くあがる。英語ができてトコトン安くしたい人にはオススメ。ただ、リゾートによってはあまり差額はない。むしろツアーの方が安くなる場合アリ。

ネットで検索しまくり、格安チケットとホテル予約をするパターンで計算。やはり安くなる。でも、英語サイトでドルだて。ちょっとコワイし。英語読むのしんどい。

しかし、英語ができなくても、超高級リゾート（ヒルトンやフォーシーズンズ、ソネバギリ・ソネバフシなど）は直接ホテルに予約すればあとはホテル側がやってくれるのでその場合は楽チン。ヒルトンは直接日本の窓口がある。フォーシーズンズは日本の窓口はないが、ネットで直接予約を申し込みできる。（公式サイト（日本語バージョンありだが予約フォームは英語）や一休.comなど）
またツアー全体費用が安くなってもサービスの質は安くならないだろうし、何かあっても対応してくれるので、予約さえとれれば超高級リゾートを希望する家族旅行はオススメだろう。

だが、モルディブの場合、選ぶリゾートによってはリスクが高い。

理由１）ホテル側のダブルブッキングが多い
　　　　　…島流し（同等またはランクが上のリゾートへ移動させられる）
理由２）首都マーレからリゾートまで遠いと当日移動できず、
　　　　　水上飛行機＆マーレ泊の手配も自分でしなくてはいけない
理由３）予約から英語！ネット予約も少ない。予約は取りづらい。
　　　　　…途方にくれる

子供がいる家族ではやはり出来る限りリスクは避けたい、ということで一度あれこれ自分で検索・見積もりをたててみたがやめた。予約が取りづらいのはひしひしと感じた。ネットで宿泊クーポンをだしているサイトに問い合わせてみたが、ないというのが多いのだ。一度フォーシーズンズに直接予約をかけてみたり、一休.comにも問い合わせしてみたのだけど、まず希望する日程ではとれなかった。水上コテージなどは人気が高く、ハネムーナーも多いし、ほとんど旅行会社の枠なのではなかろうか？と思ったほどだった。

それよりも、何よりも、英語サイトを自分でしっかり把握して申し込んで…というのが仕事を抱えながらでは正直しんどかった。やはり餅は餅屋。不明点多いし、英語もままならないので、専門家に任せた方が得策と判断した。

■旅行会社を選んだ我が家

で、上記もろもろのことを考えてツアーでいくことに決定。 旅行会社のサイトをみてツアーをさがして問い合わせ。子供がいると別途計算ということで、何社かに見積もりをお願いしてみた。我が家の場合、大手旅行会社は最初からアプローチしていない。現地に強い旅行会社にしようと思っていたからだった。

旅行会社はさまざまだ。電話口ではあっさりと機械的に返答するところもあれば、親身になって提案してくれるところもある。これだ、これなんだ。単に安いだけではいけない。その旅行会社の人柄や対応、そして現地とどれだけスムーズにやりとりができるか、そこに料金がからんでトータルで判断しなくてはいけない。

テキパキして相談できる雰囲気じゃないところ、子供料金がほとんどないところ、そんなこんなで、現地に強い旅行会社のうち、２社の担当者がとても話し方が柔らかくこちらもリラックスして話せた。そしてさらに子供分は安く見積もってくれる。よって、このどちらかにしよう。

最終的によく提案してくれたワコーインターナショナルに決定。F社もよかった！担当のお姉さんのハスキーボイスに胸キュン（死語）。そしてどちらもすぐに現地に問い合わせしてくれるので安心だった。甲乙つけがたかったのだけど、どちらかといえばワコーのほうがたくさん見積もってくれたり夜遅くまで対応してもらえた。

ワコーに申し入れ、部屋のリクエストも入れた。そして「ホテルの予約OK☆」とのワコーからの連絡。ひとまず土台は完了した。

ここまで決まるのに一苦労だった。だがもうリゾート選びに悩まなくていいというのはうれしくもあり、寂しくもあり…。夜も寝られないほど島選びにあれこれ悩む、それがモルディブ旅行の楽しみだ。そして結局予算もうなぎのぼり。ため息も出るが、思い切り楽しむぞ！！と腹をくくった。

こんな楽しい夢が春にすぐ終わっちゃうなら、いっそのこと行かないでずっと悩んでてもいいかなとさえ思った。って、行かないのも寂しいな、やっぱり。(^^ゞ